ファンタジーステークス G3 過去データと傾向

京都競馬場 芝1400m 馬齢・2歳牝馬

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過去10年結果

※2020〜2022年は阪神競馬場での開催です(京都競馬場の改修期間)。結果はすべて載せていますが、下のデータ分析は京都開催7回・のべ94頭に絞って集計しています。

年 1着馬人気枠番 2着馬人気枠番 3着馬人気枠番
2016 ミスエルテ1番人気1枠 ショーウェイ12番人気6枠 ディアドラ3番人気7枠
2017 ベルーガ5番人気6枠 コーディエライト3番人気6枠 アマルフィコースト1番人気7枠
2018 ダノンファンタジー1番人気4枠 ベルスール4番人気1枠 ジュランビル6番人気3枠
2019 レシステンシア6番人気4枠 マジックキャッスル1番人気7枠 クリアサウンド2番人気8枠
2020
阪神
メイケイエール1番人気7枠 オパールムーン7番人気5枠 ラヴケリー5番人気7枠
2021
阪神
ウォーターナビレラ2番人気5枠 ナムラクレア1番人気2枠 ママコチャ3番人気8枠
2022
阪神
リバーラ10番人気6枠 ブトンドール2番人気5枠 レッドヒルシューズ5番人気5枠
2023 カルチャーデイ15番人気3枠 ドナベティ9番人気1枠 シカゴスティング12番人気6枠
2024 ダンツエラン4番人気7枠 モズナナスター10番人気3枠 ベルビースタローン15番人気7枠
2025 フェスティバルヒル1番人気2枠 ショウナンカリス10番人気6枠 メイショウハッケイ3番人気6枠

データ分析

枠順・脚質(京都開催7回・のべ94頭)

項目出走数勝ち複勝勝率複勝率
1枠81312.5%37.5%
2枠101110.0%10.0%
3枠101310.0%30.0%
4枠112218.2%18.2%
5枠13000.0%0.0%
6枠13167.7%46.2%
7枠14157.1%35.7%
8枠15010.0%6.7%
4角 前(先頭25%)26277.7%26.9%
4角 中前24154.2%20.8%
4角 中後202610.0%30.0%
4角 後方24238.3%12.5%

人気・適性(人気・前走/京都7回・のべ94頭)

項目勝利数複勝率特記事項
1番人気(7頭)3勝71.4%7回のうち5回が3着以内。最も信頼できる
2番人気(7頭)0勝14.3%2019年クリアサウンドの3着のみ
3番人気(7頭)0勝42.9%3着内3回。勝ち切った年はない
4〜6番人気(21頭)3勝23.8%ベルーガ・レシステンシア・ダンツエランが勝利
7〜9番人気(21頭)0勝4.8%3着内1回。人気帯のなかで最も走っていない
10番人気以下(31頭)1勝19.4%3着内6回。2023年は15番人気が勝利
前走1着(55頭)5勝18.2%最多ローテ。勝ち馬7頭中5頭がここから
前走2〜3着(19頭)2勝42.1%複勝率42.1%でローテ別の最優秀
前走4〜5着(6頭)0勝16.7%母数6頭。判断材料にならない
前走6着以下(14頭)0勝14.3%3着内2回。巻き返しは起きている
前走が重賞(18頭)1勝22.2%重賞経験組。複勝率は未経験組と同じ
前走が重賞以外(76頭)6勝22.4%新馬・未勝利・1勝クラスから6勝
前走・新馬(21頭)4勝23.8%牝馬限定戦を含む。勝ち馬7頭中4頭
前走・未勝利(21頭)1勝9.5%3着内2回。層としては苦戦している
前走・りんどう賞(9頭)1勝22.2%京都芝1400mの1勝クラス。同コース組
前走・新潟2歳S(5頭)1勝60.0%母数5頭だが3着内3回と好相性
前走・小倉2歳S(5頭)0勝20.0%3着内1回
前走・函館2歳S(3頭)0勝0.0%3着内ゼロ。母数3頭と小さい
前走・ききょうS(7頭)0勝28.6%3着内2回。京都芝1400mのオープン特別
前走1200m以下(34頭)2勝20.6%短距離からの距離延長
前走1400m(34頭)2勝20.6%同距離組。数字は1200m以下と同じ
前走1600m以上(21頭)3勝33.3%勝率14.3%・複勝率33.3%で最良
中3〜5週(27頭)2勝18.5%標準的なローテーション
中6〜9週(38頭)3勝23.7%最多の間隔。夏の新馬勝ち組が中心
中10週以上(25頭)2勝28.0%間隔を空けても成績は落ちない

補足データ:詳細傾向と注目ポイント

出走頭数は9〜18頭——年による差が大きい

京都開催7回の出走頭数は9〜18頭で、平均13.4頭です。最少は2018年の9頭、最多は2023年の18頭。2桁人気が馬券に絡んだ3年(2023年18頭・2024年15頭・2025年12頭)は、いずれも頭数が多めでした。出走馬が増えれば人気も分散し、低評価の馬にも相応の実力を持った馬が混じりやすくなります。

逆に10頭前後の年は人気どおりに決まりやすい傾向です。2018年は9頭立てで1番人気ダノンファンタジーが勝ち、2〜3着も4番人気・6番人気でした。頭数は配当規模を測る目安になります。

馬場状態は7回のうち6回が良馬場

京都開催7回のうち6回が良馬場で、1回だけ不良馬場でした。11月初旬の京都は安定した馬場になりやすく、道悪のデータはほとんど蓄積がありません。雨の予報が出た年は、過去の傾向ではなく各馬の血統と前走の馬場状態を見てください。

騎手・調教師の傾向

京都開催7回に限ると、川田将雅騎手が4回騎乗して2勝、C.デムーロ騎手が3回騎乗して2勝。和田竜二騎手は4回で3着内2回です。調教師では中内田充正調教師が2頭で2勝、四位洋文調教師が3頭で2勝、本田優調教師が2頭で1勝・3着内2回、矢作芳人調教師が3頭で3着内2回でした。

ただし2歳重賞の騎手成績は、母数が2〜4頭しかありません。「その厩舎が素質馬を送り込んだ年にたまたま結果が出た」という程度の意味しか持ちません。単独の判断材料にはしないでください。

同コース組(りんどう賞・ききょうステークス)の扱い

京都芝1400mで行われるりんどう賞(1勝クラス・牝馬限定)から9頭が参戦し、1勝・3着内2回(複勝率22.2%)。ききょうステークス(オープン特別)からは7頭で3着内2回(28.6%)です。どちらも母数は小さいものの、同じコースを経験している強みは数字に出ています。

とくにりんどう賞は同じ週または前週に同コースで行われるため、条件がそのまま重なります。勝ち時計と上がり3Fを直接比較できる唯一のローテですので、出走馬にりんどう賞組がいる年は、その時計を基準に他の馬を測るとよいでしょう。

斤量は2023年から55kgに

馬齢重量戦のため全馬が同じ斤量を背負います。過去データでは2016〜2022年が54kg、2023年から55kgです。2歳馬の負担重量が引き上げられたことによるもので、全馬に同じだけ加わるため有利不利は生じません。

斤量差がないことは、このレースの性格を決めています。ハンデ戦のように「実績馬が重量を背負って苦しむ」展開にならないため、素質のある馬は素直に力を出せます。それでいて人気薄が絡むのは、重量ではなくキャリアの浅さによる評価のばらつきが原因だということです。

データを見るときの注意点

このページの数字は母数が小さいことを前提に読んでください。集計対象は京都開催7回・のべ94頭です。枠ごとに8〜15頭、人気帯ごとに7〜31頭しかありません。1〜2頭の違いが複勝率10〜20%の差として表れる規模です。

当サイトでは母数50頭以上の層でなければ、その層の馬を馬券から外す根拠には使わない方針を取っています。このページで50頭を超えているのは「前走1着(55頭)」と「前走が重賞以外(76頭)」の2つだけです。「5枠は3着内ゼロ」「前走・函館2歳Sは3着内ゼロ」といった記述はすべて母数3〜13頭ですので、事実として書いていますが、消しの判断には使えません。

2020〜2022年の阪神開催3回・のべ34頭は集計から外しています。阪神芝1400m内回りは最後に急坂があり、平坦の京都とは要求されるものが違います。参考として阪神3回を見ると、1番人気は2020年メイケイエールの1勝・2021年ナムラクレアの2着・2022年は10着と、京都7回(3勝・3着内5回)とは違う出方をしています。条件を混ぜると傾向がぼやけることが確認できます。過去10年結果の表には阪神の3年も載せていますので、ご自身で見比べてください。

枠番は頭数と馬番からJRA仕様で算出しています。脚質は4コーナーの通過順を頭数で割った比率で4分割しており、各馬の普段の脚質ではなく「そのレースでどこを通ったか」を示す数字です。

今年の出馬表(2026年)

枠馬番馬名性齢騎手斤量脚質予想印
1枠1レニュアージュ牝2西村淳也55逃げ△
2枠2セイウンマイラヴ牝2田山旺佑55逃げ
3枠3ビスケットサンド牝2北村友一55差し○
4枠4ニクスルーナ牝2岩田望来55差し△
5枠5バタフライ牝2原田和真55先行
6枠6イモージェン牝2C.デムーロ55先行◎
6枠7シャンデヴァーグ牝2鮫島克駿55追込▲
7枠8ブライトスクリプト牝2池添謙一55差し△
7枠9ベニバナ牝2幸英明55差し△
8枠10フェリチタ牝2松山弘平55先行
8枠11ツキミ牝2川田将雅55先行

※脚質は各馬の直近走における4コーナー通過位置から判定(中団は差し・後方は追込に変換)。馬齢戦のため11頭すべて55kgです。11頭立ては、京都開催7回の平均13.4頭を下回る少頭数になりました。

今年の印(2026年)

展開予想: レニュアージュがハナを主張し、先行勢が続くミドルペースを想定する。4角の位置より、直線403mで速い上がりを使えるかを重く見た。勝ち馬7頭の4角位置は2番手から10番手までばらけている。

◎ イモージェン

根拠: 6枠は13頭で3着内6回・複勝率46.2%とこのレースの最高値で、前走の函館2歳ステークス2着は前走2〜3着(19頭で複勝率42.1%)にも該当する。デビュー戦は上がり33.6秒で勝っており、終いの脚も使える。ウッドチップでのラスト1ハロン11.1秒は11頭で最速。重賞で2着の実績を持つ1頭が、このレースで最も成績の良い枠を引いた形で、素直に本命とした。

○ ビスケットサンド

根拠: 前走の中京2歳ステークス3着は前走2〜3着の好条件にあたり、中12週という間隔も中10週以上(25頭で複勝率28.0%)に合う。前走1400mは今回と同じ距離で、上がり33.7秒を使えている点も強調できる。新馬戦は阪神1400mを勝っており、コース実績という意味でも裏付けがある。調教は坂路9本・ウッドチップ2本と標準的で、派手さはないが崩れる形ではない。

▲ シャンデヴァーグ

根拠: 6枠に加え、前走が1600mという点が効く。前走1600m以上の層は21頭で3勝・複勝率33.3%とローテ別で最も良い数字を残している。中10週という間隔も好条件。新潟2歳ステークス5着は着順こそ地味だが、上がり33.8秒は評価できる。坂路のラスト1F11.7秒は11頭で最速で、動き自体は上位。追い込み一手という脚質だけが懸念材料になる。

△ ニクスルーナ

根拠: 調教スコアは11頭で最上位。坂路800m51.7秒・ラスト1F11.9秒はいずれも水準を超えており、坂路11本と乗り込み量も十分。前走の未勝利戦を1400mで勝っており、距離も合う。ただし3戦して重賞は初めてで、相手強化が課題。4枠は11頭で2勝と数字自体は悪くないため、調教の良さを買って連下に置いた。

△ ブライトスクリプト

根拠: 京都1400mの新馬戦を1着、つまり今回とまったく同じ条件で勝っている。16頭立てを勝った内容も価値がある。坂路17本は11頭で最多で、800m51.1秒は基準の52.0秒を上回る。7枠も14頭で3着内5回・複勝率35.7%と悪くない。デビューから中0週での連戦になる点だけが未知数だが、同コース勝ちは軽視できない。

△ レニュアージュ

根拠: 1枠は8頭で3着内3回・複勝率37.5%とこのレースでは好成績。前走は中京1600mの新馬戦を逃げ切っており、前走1600m以上という最良のローテに該当する。上がり34.8秒で後続を止めた内容は、1400mでも通用する形。単騎で行ければ、4角先頭の層が26頭で2勝・複勝率26.9%というデータにも乗る。展開のカギを握る1頭として連下に加えた。

△ ベニバナ

根拠: 前走のりんどう賞は、今回と同じ京都1400m。この同コース組は9頭で1勝・3着内2回という成績で、母数は小さいが条件の重なりは大きい。4着という着順は割引材料だが、上がり34.3秒は水準。7枠も14頭で3着内5回と数字は良い。このレースは10番人気以下が31頭で3着内6回と穴が開きやすく、人気を落とすようなら面白い存在になる。

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