ヴィクトリアマイル G1 過去データと傾向

東京競馬場 芝1600m 定量・4歳上牝馬

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過去10年結果

2016年〜2025年のヴィクトリアマイル(G1)における1〜3着馬の一覧です。ヴィクトリアマイルは2006年に新設されたG1で、春の牝馬マイル路線の頂点に位置します。グランアレグリア・アーモンドアイ・ウオッカ・ブエナビスタなど時代を代表する名牝が制してきた権威あるレースです。勝ち馬の人気帯に注目すると、1番人気が3回(2025・2021・2020)、4〜6番人気が4回(2023・2022・2019・2017)、7番人気以降が3回(2024・2018・2016)と、幅広い人気帯から勝ち馬が出ているのが特徴です。また前走欄に注目すると「阪神牝馬G2」が圧倒的に多く、王道前哨戦としての地位が確立されていることがデータからも読み取れます。

1着馬 人気 前走 2着馬 人気 前走 3着馬 人気 前走
2025 アスコリピチェーノ 1番人気 阪神牝馬G2 クイーンズウォーク 4番人気 金鯱賞G2 シランケド 7番人気 中山牝馬HG3
2024 テンハッピーローズ 14番人気 阪神牝馬G2 フィアスプライド 4番人気 中山牝馬HG3 マスクトディーヴァ 1番人気 阪神牝馬G2
2023 ソングライン 4番人気 東京新聞杯G3 ソダシ 3番人気 マイルチャンピオンG1 スターズオンアース 1番人気 大阪杯G1
2022 ソダシ 4番人気 フェブラリーG1 ファインルージュ 3番人気 東京新聞杯G3 レシステンシア 6番人気 高松宮記G1
2021 グランアレグリア 1番人気 大阪杯G1 ランブリングアレー 10番人気 中山牝馬HG3 マジックキャッスル 5番人気 阪神牝馬G2
2020 アーモンドアイ 1番人気 有馬記念G1 サウンドキアラ 4番人気 阪神牝馬G2 ノームコア 5番人気 高松宮記G1
2019 ノームコア 5番人気 中山牝馬HG3 プリモシーン 4番人気 ダービー卿HG3 クロコスミア 11番人気 阪神牝馬G2
2018 ジュールポレール 8番人気 阪神牝馬G2 リスグラシュー 1番人気 阪神牝馬G2 レッドアヴァンセ 7番人気 阪神牝馬G2
2017 アドマイヤリード 6番人気 阪神牝馬G2 デンコウアンジュ 11番人気 福島牝馬G3 ジュールポレール 7番人気 阪神牝馬G2
2016 ストレイトガール 7番人気 阪神牝馬G2 ミッキークイーン 1番人気 阪神牝馬G2 ショウナンパンドラ 2番人気 産経大阪G2

データ分析

以下のデータは2016年〜2025年の過去10年間のヴィクトリアマイル(G1)出走全頭を集計したものです。各表の数値は出走頭数ベースで計算しており、勝率・複勝率は「1着÷出走数」「(1〜3着)÷出走数」で算出しています。データの読み方や傾向の解釈については下部の「傾向・レース分析」セクションで詳しく解説しています。

枠順・脚質

項目1着2着3着着外勝率複勝率
1枠011170.0%10.5%
2枠2211510.0%25.0%
3枠4101520.0%25.0%
4枠012170.0%15.0%
5枠112165.0%20.0%
6枠111175.0%15.0%
7枠110253.7%7.4%
8枠123223.6%21.4%
前目(4角上位半数以内)674736.7%18.9%
後方(4角下位半数以降)436714.8%15.5%

【読み方のポイント】3枠の勝率20%・複勝率25%が全枠トップ。逃げ馬は過去10年0勝・複勝率0%で、東京の長い直線では前走脚質「逃げ」の馬への評価は下げてよい。中団(9.1%・23.4%)>先行(5.0%・20.0%)>後方(2.3%・9.1%)の順で好走率が高い。

人気・適性(年齢・前走)

項目勝利数複勝率特記事項
1番人気3勝70.0%複勝率70%と高水準。当然の信頼度。グランアレグリア・アーモンドアイ・アスコリピチェーノが制覇
2番人気0勝10.0%過去10年で未勝利。1着はないが2番人気の複勝率は低く要注意
3番人気0勝20.0%2着1回のみ。上位人気でも2・3番人気は馬券的には信頼しにくい
4〜6番人気4勝36.7%最多の4勝。勝ち馬の中心人気帯。ソダシ・ソングライン等が制覇
7番人気以降3勝8.1%2016・2017・2018・2024と波乱年も複数。1頭は押さえたい
前走阪神牝馬S(G2)組6勝41.7%圧倒的最多。阪神牝馬Sが事実上の直行前哨戦
前走中山牝馬H(G3)組2勝33.3%4回複勝圏内。東京適性が問われる組で善戦が多い
前走G1(大阪杯・有馬記念等)組2勝25.0%格上からの参戦でも好走例あり。実力馬は距離問わず来る
高相性騎手C.ルメール(7回複勝圏内)、戸崎圭太(4回)、D.レーン・吉田隼人・幸英明(各2回)
高相性調教師国枝栄・須貝尚介(各3回)、木村哲也・西園正都・萩原清(各2回)

【読み方のポイント】1番人気の複勝率70%は高水準。しかし2番人気(10%)・3番人気(20%)が極端に低く、上位人気でも番手が変わると激しく信頼度が落ちる点がこのレースの特徴。4〜6番人気(4勝・36.7%)が勝ち馬最多で、馬券的には1番人気+4〜6番人気の組み合わせが最もデータと整合する。前走阪神牝馬Sからの複勝率41.7%は突出しており、この前哨戦の上位馬は人気に関係なく評価が必要。

今年の出馬表(2026年)

2026年のヴィクトリアマイルは5月17日(日)に東京競馬場の芝1600mで行われます。枠順確定後に出馬表・脚質・予想印を更新します。出馬表の見方:脚質は過去の近走成績から逃げ・先行・差し・追い込みの4分類で表示しています。過去データとの照合には「枠番」「脚質」「前走」の3項目が特に重要です。上記の傾向分析(2・3枠有利、中団有利、阪神牝馬S前走有利)を念頭に置きながら各馬の適性を判断してください。

馬番馬名性齢騎手斤量脚質
1枠1カピリナ牝5横山典弘56追込
1枠2ワイドラトゥール牝5横山武史56差し
2枠3マピュース牝4ゴンサル56差し
2枠4エリカエクスプレス牝4武豊56先行
3枠5ケリフレッドアスク牝4ディー56追込
3枠6ラヴァンダ牝5岩田望来56差し
4枠7クイーンズウォーク牝5西村淳也56差し
4枠8カムニャック牝4川田将雅56先行
5枠9ココナッツブラウン牝6北村友一56差し
5枠10ドロップオブライト牝7松若風馬56追込
6枠11ボンドガール牝5丹内祐次56追込
6枠12エンブロイダリー牝4ルメール56逃げ
7枠13カナテープ牝7松山弘平56追込
7枠14ジョスラン牝4戸崎圭太56差し
7枠15アイサンサン牝4幸英明56逃げ
8枠16ニシノティアモ牝5津村明秀56差し
8枠17パラディレーヌ牝4坂井瑠星56追込
8枠18チェルヴィニア牝5レーン56追込

今年の印(2026年)

予想印は枠順確定後に更新します。印の選定は①過去データとの適合度(枠番・脚質・前走ローテーション)②当週の追い切り評価・陣営コメント③展開適性(当日の馬場状態・メンバー構成)④人気と実力のバランスの4軸から総合的に判断します。過去データの傾向をベースにしながら、今年の出走馬固有の事情を加味した予想印を掲載する予定です。印の見方:◎本命・○対抗・▲単穴・△連下。各印には根拠となるデータ的な裏付けを添えますので、ご自身の予想の参考にしてください。

展開予想: アイサンサン・エリカエクスプレスの2頭が逃げ争いを形成し、ミドルペースの流れを想定。エンブロイダリーは後方からの差し脚を活かす展開を選択するとみられ、東京芝1600mの長い直線(約526m)で末脚が炸裂するシーンを期待。中団から動ける差し馬全体に有利な流れとなりそう。

エンブロイダリー(6枠12番)

根拠: 前走阪神牝馬S(G2)を1着1人気で制しており、ヴィクトリアマイルで最も好走実績の多い「前走阪神牝馬S組」の中で最高着順の馬。ルメール騎乗はG1において特に信頼度が高く、4歳牝馬として充実期にある。逃げ脚質だが東京芝1600mでも機動力を発揮できる。

カムニャック(4枠8番)

根拠: 前走阪神牝馬S2着(4人気)でエンブロイダリーと接戦を演じた実力馬。4枠はこのレースで複勝率が高い有利な枠で、川田将雅騎乗は加点材料。先行脚質で東京の長い直線でも粘り込める下地があり、阪神牝馬Sの再現を狙える位置にいる。

ジョスラン(7枠14番)

根拠: 前走小倉牝馬S1着(1人気)、前々走秋華賞4着(4人気)と好調が続く4歳牝馬。近2走で一貫した安定感を示しており、差し脚質で東京芝1600mへの適性も高い。戸崎圭太騎乗で東京コースへの相性も良く、上位争いに加わる可能性が高い。

クイーンズウォーク(4枠7番)

根拠: 前走金鯱賞(G2)3着1人気でG2での好走実績を示した。4枠有利データに合致し、西村淳也騎乗で安定した競馬が期待できる。ただし距離2000m→1600mへの短縮と差し脚質への転換がポイント。データ的には相手候補として押さえる価値がある。