東海ステークス G3 過去データと傾向

中京競馬場 ダート1400m 別定・3歳以上

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過去10年結果

1着馬 人気 開催・距離 2着馬 人気 3着馬 人気
2025 ヤマニンウルス 4番人気 東海S・中京1400m インユアパレス 3番人気 ビダーヤ 1番人気
2024 ヤマニンウルス 1番人気 プロキオンS・小倉1700m スレイマン 3番人気 マリオロード 12番人気
2023 ドンフランキー 2番人気 プロキオンS・中京1400m リメイク 1番人気 オメガレインボー 5番人気
2022 ゲンパチルシファー 4番人気 プロキオンS・小倉1700m ヒストリーメイカー 14番人気 サクラアリュール 12番人気
2021 メイショウカズサ 9番人気 プロキオンS・小倉1700m トップウイナー 14番人気 メイショウウズマサ 12番人気
2020 サンライズノヴァ 5番人気 プロキオンS・阪神1400m エアスピネル 8番人気 ヤマニンアンプリメ 9番人気
2019 アルクトス 2番人気 プロキオンS・中京1400m ミッキーワイルド 3番人気 ヴェンジェンス 4番人気
2018 マテラスカイ 5番人気 プロキオンS・中京1400m インカンテーション 1番人気 ウインムート 2番人気
2017 キングズガード 5番人気 プロキオンS・中京1400m カフジテイク 1番人気 ブライトライン 6番人気
2016 ノボバカラ 1番人気 プロキオンS・中京1400m ニシケンモノノフ 3番人気 キングズガード 2番人気

データ分析

※本レースは開催地・距離が年により変動している(中京ダ1400m/阪神ダ1400m/小倉ダ1700m)。以下の集計は本来のコースである中京ダート1400m開催年(2016〜2019・2023・2025年、計6年・90頭)に絞って算出している。

枠順・脚質(中京1400m開催年)

項目1着2着3着着外勝率複勝率
1枠00170.0%12.5%
2枠000100.0%0.0%
3枠011100.0%16.7%
4枠211816.7%33.3%
5枠02190.0%25.0%
6枠101108.3%16.7%
7枠101108.3%16.7%
8枠220816.7%33.3%
逃げ200433.3%33.3%
先行3021515.0%25.0%
中団044280.0%22.2%
後方120253.6%10.7%

人気・適性(性別・年齢・前走クラス・斤量、中京1400m開催年)

項目勝利数複勝率特記事項
1番人気1勝83.3%全人気帯で圧倒的な複勝率。頭固定も視野に入る堅さ
2番人気2勝66.7%1番人気に次ぐ高い信頼度
3番人気0勝50.0%勝利はないが複勝率は高水準
4〜6番人気3勝33.3%中穴帯でも一定の好走率
7番人気以下0勝0.0%過去10年で馬券になったことが一度もない
牡馬6勝22.0%出走数の大半を占める主力
牝馬・セン馬0勝0.0%出走数は少ないが好走例なし
4歳馬4勝42.1%最多勝利・最高複勝率で最優先評価
7歳以上0勝7.1%高齢馬は大きく苦戦
前走オープン特別組3勝22.4%最多出走のメインローテーション
前走G3組1勝20.0%実績馬が格の違いをそのまま発揮しやすい
57kg以上3勝22.9%高斤量帯でも複勝率は落ちにくい
高相性 騎手・調教師
川田将雅(騎手)0勝複勝4回過去10年の最多複勝騎手
武豊(騎手)2勝複勝2回勝率の高さが際立つ
斉藤崇史(調教師)2勝複勝2回少ない出走数ながら高い成功率

補足データ:詳細傾向と注目ポイント

東海ステークスの基本情報

東海ステークスは中京ダート1400mで行われる別定ダート重賞。2024年まで「プロキオンステークス」として施行されており、2025年から現在の名称に改称された。G3格付けは継続しており、実質的には同一のレースとしてデータを継承できる。

当サイトのデータ分析は、開催地・距離が本来の中京ダート1400mだった年(2016〜2019・2023・2025年)に絞って算出している。阪神・小倉での代替開催年はコース条件が異なるため、傾向分析からは除外している点に留意してほしい。

ヤマニンウルスの連覇(2024年小倉1700m・2025年中京1400m)が示すリピーターの存在。コースが変わっても連続して好走しており、同馬の地力の高さを物語っている。出走馬リストに前年の上位馬がいれば改めてチェックする価値がある。

名称変更(プロキオンステークス→東海ステークス)の背景には、JRAが近年進めているレース名の地域名称化の流れがある。レース名は変わっても施行内容そのものに大きな変更はなく、データの継続性という観点では過去のプロキオンステークス時代の実績も引き続き参考になる。名称変更後まだ実績が浅いため、当ページでは旧名称時代のデータも合わせて集計に含めている点をあらためて明記しておきたい。

別定戦ならではの視点

別定戦は収得賞金による軽微な重量差のみで、ハンデ戦ほどの極端な斤量差はつかない。そのため実力馬がそのまま素直に評価されやすく、1番人気の複勝率83.3%という高水準にもつながっている。

ダート短距離路線は展開の巧拙よりも純粋なスピード能力がものを言いやすい。前走で好時計・好内容だった馬は、人気の有無に関わらず高く評価してよい。

斤量差が小さい分、馬体重の増減や気配といった当日のコンディション面が結果を左右しやすい側面もある。パドックや返し馬の様子まで含めて、直前情報を丁寧に確認する価値があるレースだ。

中京ダート1400mは中京競馬場のリニューアル後も比較的時計が出やすいコースとして知られている。高速決着になりやすい馬場条件では、瞬発力よりも一定のペースを持続できるダートらしいパワー・スタミナ型の馬が最後まで脚色を落とさずに好走する傾向がある。逆に瞬発力に特化したタイプは、直線で急に脚が上がってしまうケースも見られるため、上がり3ハロンのタイムだけでなく、レース全体の持続力を評価する視点も持っておきたい。

雨天時の馬場状態の変化にも注意したい。ダートコースは芝ほど極端な馬場差は出にくいものの、稍重・不良馬場になると先行馬の優位性がさらに強まる傾向がある。開催時期の天候・馬場発表は必ず確認しておくべき情報の一つだ。

馬券別推奨戦略

単勝・複勝は上位3人気から選ぶのが最も合理的だ。複勝率がいずれも50%を超えており、大穴を狙う旨味は薄い。

三連系は上位人気3〜4頭を中心に固める「堅め」の構成が基本形。7番人気以下の複勝率が0.0%であることを踏まえると、大穴をヒモに加える必要性は他の重賞に比べて低い。資金効率を考えると、点数を絞って的中率を優先する組み方が合理的だ。

ワイド・馬連は「4枠・8枠の逃げ・先行馬×4歳馬」の組み合わせが軸になりやすい。複数の好走要因が重なる馬を積極的に狙いたい。

枠連は2枠を除いた組み合わせが無難だ。2枠は複勝率0.0%という厳しいデータがあり、母数は少ないものの評価を下げる材料になる。逆に4枠・8枠同士の組み合わせは的中率・回収率の両面で狙い目になりやすい。単勝の1点勝負も選択肢に入れられるほど、上位人気の信頼度が高いレースだという点は改めて強調しておきたい。

過去10年の注目パターン

ヤマニンウルスの連覇が示す「地力のある馬はコースが変わっても強い」パターン。2024年の小倉1700mから2025年の中京1400mへとコースが変わっても勝ち切っており、同馬の地力の高さがうかがえる。

天保山ステークス組の複数回好走が示す前哨戦の重要性。2017年・2018年・2019年・2025年と複数回にわたって好走馬を輩出しており、最も参考になるローテーションの一つだ。

7番人気以下の複勝率0.0%が示す「堅い決着」の実態。過去10年(中京開催年)で大穴の飛び込みが一度もなく、他の多くのダート重賞とは一線を画す堅実な決着傾向がある。

川田将雅騎手の複勝4回が示す「勝ち切れないが安定して馬券に絡む」パターン。勝利数こそゼロだが、過去10年で最多の複勝実績を残しており、同騎手が騎乗する馬は連軸として信頼度が高い。

武豊騎手の勝率40%(5戦2勝)が示す「乗れば強い」パターン。出走数自体は多くないが、騎乗した際の成功率は極めて高く、同騎手が騎乗する馬がいる場合は必ずチェックしておきたい。ベテランらしい駆け引きの巧さが、実力の出しにくい混戦のダート短距離戦でも生かされていると考えられる。

今年の出馬表(2026年)

馬番馬名性齢騎手斤量脚質予想印
1枠1ノーブルロジャー牡5吉村誠之57追込
2枠2ジュンウィンダム牝6国分優作55追込
3枠3ハッピーマン牡4幸英明58差し
3枠4モンドプリューム牡6武藤雅57差し
4枠5ドンインザムード牡4荻野極58差し
4枠6ケイアイドリー牡9藤懸貴志57先行
5枠7ダノンフィーゴ牡4川田将雅58先行
5枠8ベルジュロネット牡4M.デム57先行
6枠9インユアパレス牡5横山武史57差し
6枠10トリリオンボーイセ4中井裕二57追込
7枠11メイショウハチロー牡4団野大成57差し
7枠12バトルクライ牡7原優介57追込
8枠13ドラゴンテイラー牡4坂井瑠星57先行
8枠14マテンロウコマンド牡4松山弘平58先行

今年の印(2026年)

展開予想: 明確な逃げ馬は不在で、ケイアイドリー・ダノンフィーゴ・ベルジュロネット・ドラゴンテイラー・マテンロウコマンドら先行勢が多数を占めるメンバー構成。先行争いがやや激しくなるミドルペースの流れが見込まれ、当ページのデータで最も信頼できる中団〜先行の位置取りが問われる一戦になりそうだ。インユアパレスは前年の当レース2着馬であり、コース適性の高さは実績で証明済みだ。

ドンインザムード

根拠: 4枠は当ページのデータで複勝率33.3%を記録する好走ゾーンで、4歳は複勝率42.1%と全年齢中最高の年代にも該当する。追い切りでは中間の乗り込みも入念で「前走と変わらないくらいのデキ」と高評価。枠順・年齢・調教評価がそろって高水準の一頭を本命に据えた。

ダノンフィーゴ

根拠: 騎乗する川田将雅騎手は当ページのデータで過去10年最多の複勝実績を誇る。4歳という好走年齢に加え、坂路の最終追い切りでは力強い時計をマークし、担当調教師も「今までで一番、調教で動いている」と太鼓判を押している。

インユアパレス

根拠: 前年の東海ステークスで2着に入った実績馬で、コース・条件への適性は証明済み。夏場の暑さへの対応力も含めて侮れない存在との評価があり、調教でも順調な仕上がりを見せている。リピーターとして連下評価に加えた。

マテンロウコマンド

根拠: 8枠は当ページのデータで複勝率33.3%を記録する好走ゾーンで、4歳・先行脚質という条件も好走データと合致する。斤量58kgは高斤量ゾーン(複勝率22.9%)にも該当し、複数の好材料が重なる一頭として評価した。